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菌糸ビン
菌糸ビンとは一般に広葉樹のオガコをビンにつめたものにキノコの菌を植菌したものです。
クワガタムシの幼虫飼育用として出回っている菌糸ビンには主にオオヒラタケ系のものと、カワラタケ系の菌糸ビンがあります。
オオクワガタやヒラタクワガタ、ニジイロクワガタなどはオオヒラタケを使用した菌糸ビンが適しています。
カワラタケの菌糸ビンはタランドスやオウゴンオニなどの飼育に向いています。
ガラスビンの菌糸ビンとポリボトルの菌糸ビンがありますが、ガラスビンの菌糸ビンは放熱性に優れていますし、また外部からの菌糸ビン内部の様子を観察しやすいというメリットがあります。
ポリボトルの菌糸ビンはガラスビンの菌糸ビンと比較すると価格が安いのと、通気性に優れた形状のものが多いようです。
どの菌糸ビンも、それ自体が生きていますから適切な温度管理が必要です。
温度の高い環境では、菌糸ビンは劣化しやすく、劣化した環境は幼虫の加齢を促進してしまうので大きな成虫を得ることは難しくなります。
温度の低い環境では、子実体(キノコ)が発生するなどして、やはりビン内の環境は悪くなりますので結果的に大きな成虫は得にくくなってしまいます。
菌糸ビンについてのより詳しい話はコチラ |
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